ある夏の盛りの日、今日はだんなの誕生日です。
今年はだんなは、厄年なので、厄払いをして
もらおうと、身延山久遠寺にやってきたのです。

車でぐるぐる裏道をやってきたので、いつも来る
表の三門じゃなく、甘露門のほうからはいることに
なっちゃいました。

これが案内図なんだけど、ほらね。
総門をぬけて三門のほうから287段の菩提梯の
石段をのぼってくるのが、本当なんだ。
悟りへの到達階梯っていわれるから、
うちらは今回悟ってないってことかな。

でも門前町すら通らなかったから、観光気分じゃ
なくちゃんとお払いしてもらいにきた参詣者って
気分よ。（たとえ、うさぎ同伴でも）

山頂の駅を降りて、富士山が見えるように
なってないか期待したけど、残念でした。
雲がかかっちゃってるね。

降りてくるゴンドラが見えるわ。
白地に赤いラインの本体なの。

さあ、乗り込みました。
山肌にそって登っていくのね。

このロープウェイは、２０分間隔で
片道が７分なんだって。

やっぱり、ここにもクマさんが出るのね。
注意書きが張り出されているわ。

さて、厄払いの受け付けは
ここの報恩閣でやってくれるだって。
受付にはお坊さんたちが窓口に座って、
申込みの処理をやってくれたよ。

お祓いは、お昼からだからそれまで
奥の院に行ってきましょう。
参道を歩いて登れそうもないから、
ロープウェイを使いました。

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下をみると、高くておっかないわ。
お義母さんは、高所恐怖症だから、
絶対見れないわね。

本当はこちら側に富士山が見えるところ
なんだらろうけど。
かすみがかかっちゃって、よくわかんないよね。