これは、ふいごで火の温度をあげて、
砂金を溶かして、金の塊をつくっている姿だよ。
夏は暑かっただろうね。
博物館は冷房がきいているから、
いいんだけど。

だんな、つぎの資料室へ進みましょ。

広い室内に、長ーい水槽が3つもあって、
それを人がとりかこんでるよ。

おじさん、何してるの？

セリ板で砂金を採取しているところなんだよ。
きっとうさぎさんたちも、あとで似たような
ことするんだよ。

ふーん。

湯之奥金山から出土した回転臼、
すり臼、碁石、金属製品、銭貨や、古文書、
他の有名な金山の鉱石や石臼等が
比較ののため、実物を展示してあったよ。

なんか水槽のふちに、プラスチックの皿が並んでるね。

銀行の窓口で使う、カルトン（お金を受け渡し
するお皿）が並んでるみたい。

こうやって、手間暇かけてこういう砂金を
取り出すんだろうけど、労力の割には
あんまり大した量にもならず、大変だった
でしょうね。

ん？
あんなところに着物をきて、作業している
お姉さんがいる？


あ、お人形ね。

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ふふ〜ん。
だんなが楽しみにしてきた、砂金採り体験
が出来るコーナーだよ。
うきうき。

〜♪

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